Amazonは米国時間2月6日、本社を置く米ワシントン州シアトルの東に位置するベルビューで、雇用を拡大する計画であることを明らかにした。
Amazonは、今後数年でベルビューで1万5000人以上の雇用を新たに生み出す計画だとしている。同社がベルビューに初めてオフィスを置いたのは2017年で、現在2000人の従業員が勤務している。シアトル本社の従業員は5万人を超えるとされる。
T-Mobile USなどもベルビューに本社を置いている。Amazonがベルビューに関心を寄せていることについては、2019年から明らかな兆候があった。Amazonは、ベルビューに所有する不動産を増やしている中、同社の最も高層のビルとなる43階建てのオフィスタワーを建設する計画だと報じられた。また2019年4月には、オペレーション業務に従事する従業員にベルビューへの異動の可能性について伝えたとされる。全体として、Amazonはシアトルでの従業員数を削減し、ベルビューで雇用を拡大するわけではないようだ。シアトルでも1万人以上の求人を出しているという。
2019年2月には、ニューヨーク市に第2本社を建設する計画を撤回した。2万5000人の新規雇用をもたらすとされていた。
Amazonは先週、2019年第4四半期の時点で、従業員数が79万8000人であることを明らかにした。3カ月前は75万人だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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