KDDI、沖縄セルラー アグリ&マルシェ、JTB沖縄、日本トランスオーシャン航空は2月14日、首里城の復興応援企画として、炎上前の首里城を360度VR映像で体験できるコンテンツを提供すると発表した。
本コンテンツは、JTBが撮影したVR映像で、炎上前の首里城内外を観覧できるもの。沖縄県の世界遺産プロモーション事業の一環として撮影した映像を、KDDIグループが編集、再現した。また、KDDIがVRゴーグルを、日本航空グループの日本トランスオーシャン航空(JTA)が簡易型の箱形ゴーグルを、それぞれ提供する。
映像は、那覇空港、首里城公園内のインフォメーションセンター「首里社館」、沖縄県観光情報センターの3カ所で体験が可能。さらに「au SHINJUKU」などKDDI直営の一部店舗でも、順次コンテンツを提供していく。
このコンテンツで使用する映像は、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の登録20周年を記念した、沖縄県の世界遺産プロモーション事業の一環として撮影していたもの。8Kの高精細な360度映像で、焼失前の首里城外観や正殿内部の記録が残されていた。
今回はこれをKDDIが再編集し、コンテンツとして提供。かつての首里城を体験してもらうことで、復興支援の寄付や、周辺施設の活性化に繋げる狙いだ。また國吉氏は、「要望があれば、JTAの箱形VRゴーグルを、近隣施設に提供することもスタートしていきたい」と語った。
取材協力:KDDI
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