大手調査会社Gartnerの予測によると、5G対応スマートフォンは今後2年間で世界市場シェアを伸ばすという。Gartnerの調査チームは米国時間1月21日、スマートフォンの5G対応モデルについて、2020年には世界の携帯端末出荷台数の12%を占めるが、端末の価格が下がり5Gの対応地域が拡大するにつれて、2022年までに43%に増加するとの予想を明らかにした。
携帯端末市場は全体として2020年に1.7%成長すると予想している。スマートフォンの出荷台数は2019年に前年比で2%減少したが、2020年には中華圏とアジア太平洋の新興諸国がけん引し、回復する見込みだという。
Gartnerで調査担当シニアディレクターを務めるRanjit Atwal氏は、プレスリリースの中で次のように述べた。「2020年には、市場はわずかに回復するだろう。(中略)さらに多くの5G端末が発売されて携帯端末の買い替えが進むため、世界のデバイス出荷台数は2020年に成長を回復することになる」
2023年までに、5G端末は携帯端末総出荷台数の50%以上を占めるとAtwal氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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