デジハリ、フリーランスクリエイターに“常駐”のように依頼できる「ランサーユニット」を開始

 デジタルハリウッドは1月21日、同社が提供するデジタルハリウッド在校生・卒業生のためのマッチングサポート「xWORKS」において、フリーランスのクリエイターを直接雇用することなく、常駐スタッフのように業務依頼ができるサービス「ランサーユニット」を1月より開始すると発表した。

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 ランサーユニットは、契約をした企業向けにデジタルハリウッドの卒業生を中心としたフリーランスのクリエイター(エンジニアを含む)を1〜5名のユニットで確保し、いつでもユニット内のクリエイターへ案件を発注できる月額制サービス。契約企業は、想定案件のレベルに合った複数のフリーランスクリエイターユニット(エンジニアを含む)を常時キープでき、いつでも案件の発注ができることが特徴だという。

 まずは同社の専門スタッフが案件内容を整理し、必要なスキル・経験に合致するクリエイターを、9万人以上いる卒業生のネットワークから、フリーランサーまたは副業(複業)人材に絞って募リ、応募の中から候補者を絞って選定を代行するとのこと。最終的には、契約企業が選定しユニットメンバーを確定させることになる。対応分野は、グラフィックデザイン、Webデザイン、CG、プログラミング、Web・SNSマーケティング、動画など。

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 案件を発注した際には、契約企業とフリーランス間で直接契約、直接清算となる。企業・フリーランス・デジタルハリウッド間のコミュニケーションは、Slackとフリーランス管理ツール(Pastureなど)を活用する。また、3カ月に一度、想定案件の見直しやユニットのリフレッシュを実施。これにより、クリエイター側は参画のチャンスが増え、企業側はより適正なクリエイターがキープできるとしている。

 同社によると、ECサイト運営企業や企業の広報部門、3Dプリンターを活用したフィギュア制作会社などでランサーユニットのテスト提供を実施。企業側からのニーズを受けて、同サービスを開始することを決めたという。

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