2年半以上の時を経て、ウィキペディアがトルコで復活したようだ。人気のオンライン百科事典であるウィキペディアは、同国に対する「組織的中傷」を展開しているとしてトルコ政府が同サイトを批判した後、2017年4月に禁止されていた。
トルコの最高裁判所にあたる憲法裁判所が2019年12月に、禁止措置を違憲と裁定したことにより、奇しくもウィキペディア誕生19周年の記念日に復活が実現した。
トルコはこれまでにYouTubeとTwitterを禁止したが、いずれの禁止措置も憲法裁判所によって棄却されている。2018年にはトルコのRecep Tayyip Erdogan大統領が、米国企業が提供する「iPhone」をはじめとする電子機器を禁止すると脅したこともあった。
ウィキペディアを運営するウィキメディア財団のエグゼクティブディレクターを務めるKatherine Maher氏は、同国でのウィキペディア復活を発表するブログ記事で、「トルコの人々と再びつながり合うことをとてもうれしく思う」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力