東急住宅リースは1月15日、不動産仲介会社の業務効率化や、入居希望者の利便性向上を目的に、アットホームのウェブ入居申し込みシステム「スマート申込」を導入し、サービスの提供を開始したと発表した。
スマート申込は、賃貸住宅への入居申し込みをウェブ上でできる、不動産賃貸管理会社向けのシステムとして、アットホームが開発。東急住宅リースは、同システムの開発段階において、賃貸住宅の管理業務のノウハウを提供するなどして、実用化に向けた支援をしてきた。
スマート申込を利用できるのは、同システムを導入した不動産賃貸管理会社である東急住宅リースと、アットホームが運営する不動産業務総合支援サイト「ATBB(アットビービー)」を利用するアットホーム加盟店(不動産仲介会社)、およびそれら経由で賃貸住宅への入居申し込みを行う入居希望者となる。
不動産仲介会社がATBBにログインし、登録した入居希望者のメールアドレスへ専用申込フォームを送付する。入居希望者が必要事項を入力し、不動産仲介会社において申込情報を確認。東急住宅リースにて申込受付をし、入居審査ののち、審査結果をウェブ上で知らせるというのが、サービス利用の流れだ。
東急住宅リースでは、ウェブ入居申し込みシステムの導入により、ペーパーレス化が促進され、入居希望者による申込書への手書き記入の手間や記入漏れの対応が不要となり、不動産仲介会社は利用できるシステムの選択肢が増え、利便性の向上が望めるとしている。
また、入居申し込み書類に関して、入居希望者・不動産仲介会社・不動産賃貸管理会社の三者間受け渡しの負担を大幅に削減できるため、入居審査のスピードアップなどの業務効率化や空室日数の短縮につながり、賃貸住宅オーナーの収益向上が期待できる。
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