NEC、働き方改革を支援するMate/VersaProシリーズ17タイプ57モデル発売へ

 日本電気(NEC)は1月15日、オフィスのフリーアドレス化やテレワークの拡大など働き方改革により多様化するワークスタイルを支援するビジネス・教育向けPC「Mate/VersaPro」シリーズ17タイプ57モデルを発売したと発表した。


 働き方改革の進展に伴い、オフィスのフリーアドレス化などが進む中、社内でもノートPCの持ち運びが頻繁になり、主に社内業務で使用する15.6型ノートPCなどに対しても小型化・軽量化が求められている。一方で、持ち運びやすさを重視したモバイルノートPCながらも、細かな作業にも対応できる操作性・視認性のニーズが高まっている。

 今回新たに発売するスタンダードノートPC「VersaPro タイプVM」では、モバイルノートPCに比べて視認性の高い14型液晶画面と、15.6型ノートPCクラスのワイドキーボードを搭載した約1.48Kgの筐体を採用し、操作性と持ち運びやすさのバランスを重視した。

 Web会議における円滑なコミュニケーションを支援するため、スピーカーから出力される音声をチューニングして会話相手の発言内容を聞き取りやすくする「Webミーティング機能」を搭載している。

 また、新ラインアップの主な特徴は、VersaProタイプVMではフリーアドレス化への対応などオフィスで利用する際の利便性に配慮したことだ。

 14型液晶画面を搭載し、社内業務で使用するノートPCとして主流の15.6型ノートPCから面積を約23%、容積を約40%小型化、重量を約32%軽量化した筐体(幅326.8mm×奥行き226mm×高さ19.4mm、約1.48kg)を採用した。

 フリーアドレスオフィスで個人ロッカーへの収納および、社内移動の際に利用される持ち運びバッグにも、ACアダプタやマウス、A4サイズの書類などとともにスッキリと収納可能できる。

 加えて、バッテリー駆動時間を約9.4時間とするとともに15.6型ノートPCクラスのワイドキーボードを採用することで、社内で作業する際の持ち運びやすさや操作性に配慮している。

 モバイルPCとしてよく使用される12.5型モバイルPCと比べ、文字を約12%大きく表示でき、小さな画面では作業しづらい表組作成や小さな文字で書かれた資料閲覧時における目への負担を軽減するとともに、複数人で画面を見ながら情報共有する時にも良好な視認性を確保した。「Webミーティング機能」も搭載し、遠隔地とのコミュニケーションも支援する。

 外出先や自宅などテレワークにおける使いやすさを向上した「VersaPro UltraLiteタイプVC」では、持ち運びしやすいコンパクト筐体を継承。CPU強化などによる性能向上やIRカメラをセレクションメニューに追加して顔認証機能の選択肢を拡大するなど、テレワーク時の利便性とセキュリティ対応を強化している。

 また、「Webミーティング機能」の搭載に加えて、周囲への配慮として打鍵音を抑えた静音設計のキーボードを新たに採用するなど、シェアオフィスや在宅勤務などのワークスタイルを支援する。

 この他、15.6型ビジネスノートPC「VersaProタイプVE/VF」では、着脱式バッテリーなど基本機能を継承。CPUの強化やキー入力をしやすくする傾斜付きキーボードの搭載など、業務効率化を支援する。

 なお、新商品全タイプにWindows 10 November 2019 Update(1909)を搭載。さらに、顔認証PCセキュリティソフトウェアについてはセレクションメニューで、マスク着用時の認証への対応など顔認証による管理運用を強化した「NeoFace Monitor V5」を新たに用意した。








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