「OnePlus 7」シリーズで90Hzディスプレイを売りにしていたOnePlusが、次期スマートフォンではリフレッシュレートをさらに引き上げるつもりらしい。同社の創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるPete Lau氏は新しいブログ記事の中で、同社が2020年に、さらに滑らかな120Hzの「Fluid Display」を搭載する端末を市場に投入する予定であることを明らかにした。
Lau氏によると、Samsung Displayと提携して開発された新しいAMOLEDは、1000nitのピーク輝度を達成し、高速なリフレッシュレートによる滑らかなスクロールと使用感に加えて、タッチの反応が速いという。
その結果、新しいディスプレイは、「クリック反応、スクロール反応、精度」の測定において競合製品よりも「はるかに優れた結果を達成」したと、Lau氏は記している。
動画の画質と再生を改善するために、同社はハードウェアベースのMEMCをこのディスプレイに追加している。MEMCは「motion estimation, motion compensation」(動き推定、動き補償)の頭文字で、同社はこれによって、リフレッシュレートの高いディスプレイにおける動画の画質を向上させ、消費電力を増加させることなく「シームレスで滑らかな視聴体験をユーザーに」提供するという。
新ディスプレイはそれ以外にも、10ビットカラーをサポートし、「各原色に対して1024種類の色調と、10億7000万以上の色」が再現可能だ。
OnePlusが新しいスマートフォンシリーズをいつ発表するかは不明だが、サムスンの次期「Galaxy S」シリーズは120Hzディスプレイを搭載するとされているため、競合製品はいくつか存在することになりそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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