MFSは1月6日、三菱地所レジデンスに住宅購入希望者の紹介を開始すると発表した。ユーザーが「住宅ローン借り入れ可能額」を把握した後に、オンライン上で家探しができる環境を提供する。サービス開始は同日から。住宅ローン借り入れ可能額証明書「モゲパス」を取得した住宅購入希望者を紹介する。
モゲパスは、ウェブサイト上で17項目の情報を入力するだけで、自分が借りられる住宅ローンの金額と金利が記載された借り入れ可能額証明書を無料で取得できるサービス。購入希望物件のタイプや地域を指定すると、マイページ上に借り入れ可能額に応じた三菱地所レジデンスが提供する物件等が表示されるという。
購入を検討したい物件を指定すれば、三菱地所レジデンスの営業担当者から物件に関する詳しい情報が提供されるとのこと。高い確率で「モゲパス」通りの条件で住宅ローンが借りられるため、ユーザーは住宅ローン審査で否決になる心配がなくなる。
今までの家探しは、物件を決めた後に住宅ローン審査の申込みを行うことが一般的で、希望の物件が見つかっても想定通りの金額のローンが借りられないケースもあるとのこと。これにより、住宅購入希望者はもちろん、販売する不動産会社にとっても非効率な状態だった。モゲパスを利用することで、ユーザーは自身が借り入れできる金額を把握でき、予算内で効率的な家探しができるとしている。
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