ピースオブケイクは12月17日、同社が運営するメディアプラットフォーム「note」において、月額課金サービス「サークル機能」を2020年2月から提供すると発表した。
noteは、クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるサービス。2014年4月にサービスを開始し、現在までに約500万件の作品が誕生。月間アクティブユーザー数は2000万人(2019年9月時点)に達しているという。従来は、読者が毎月一定数の記事を購読できる「定期購読マガジン」機能により、クリエイターがファンと継続してつながる支援をしてきたと説明する。
新たに提供するサークル機能は、クリエイターが創作活動を続けられるように、ファンがサークルメンバーとなって支援する月額課金制サービス。クリエイターがメンバー向けの特典を自由に設定できることが特徴で、たとえば「メンバー限定の試食会で新メニュー開発の参考に」「未発表の音源を公開して感想を聞く」「メンバー限定の写真撮影会」といった内容で設定できる。
設定金額は、100円〜1万円(販売手数料10%)。サークルの立ち上げには一定の審査が設けられているという。また、サークルメンバーの加入に審査はないが、クリエイターによる退出判断は可能とのこと。
同社では、サークル機能をミュージシャンやマンガ家、YouTuber、写真家、スポーツ選手、料理家などに加えて、勉強会やNPOなど、さまざまなコミュニティ主催者にも利用してほしいとしている。
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