次から次へと発覚する終わりなきスキャンダルに揺れるFacebookだが、そんな中でも同社の巨大な広告事業とユーザー基盤は着実に成長を続けていることが、第3四半期決算発表で明らかになった。Facebookは、政治家が同ソーシャルネットワーク上の広告で虚偽の内容を掲載することを許容する新たなポリシーが、先日も批判を受けたばかりだ。
Facebookは米国時間10月30日、第3四半期決算を発表し、この期間中にFacebookにログインしたユーザーは、月間で24億5000万人に達したことを明らかにした。これは前年同期の月間アクティブユーザー数の22億7000万人と比べると8%増だ。売上高は前年同期比29%増の176億5000万ドルに達し、174億ドルという事前予測を上回った。
1株あたりの利益も2.12ドルと、こちらも事前予測の1.91ドルよりも良い数字となった。
eMarketerで首席アナリストを務めるDebra Aho Williamson氏は、Facebookが順調な成長を示したことに特に驚きはないと述べた。
「Facebookは解決しなければならない課題を数多く抱えているが、売上高とユーザー数の拡大は、これらの課題には含まれていない」(同氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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