日本航空(JAL)と野村総合研究所(NRI)の合弁会社「JALデジタルエクスペリエンス」(2019年2月4日設立)は10月30日、多様な業界のパートナー企業と提携したと発表した。また、新たな会員組織「CLASS EXPLORER」を創設し、会員サービスを開始する。
CLASS EXPLORERは、知的好奇心を失わず、未知の体験を求めて旅する「エクスプローラー(冒険者)」に、人生を豊かにする新しい体験を提案するというコンセプトで創設。
入会については、JALの顧客の中から「エクスプローラー」であるとAIが推定した人が対象。該当者には、順次インビテーションを送付するという。
JALデジタルエクスペリエンスと提携パートナー企業は、JALが得意とする旅を基軸にしながら、そこに留まらない新しい体験型サービスを共創。また、NRIが得意とするデータ・アナリティクスやAIを活用し、従来は対面でコンシェルジュが対応していたような「一人一人の潜在ニーズに合わせてサービスをお見立てする」という業務をデジタル化し、提携パートナー企業を含めたデジタルトランスフォーメーション(デジタルによるビジネスの変革)の実現を目指す。
さらに、サービスを提案する過程において、顧客の興味関心を分析し、デジタルマーケティングを高度化させ、今後のサービス向上につなげていくという。
提携パートナー企業(五十音順)は、朝日航洋、R-body project、一休、ヴィノスやまざき、エスエムダブリュ・ジャパン(SieMatic)、SBIウェルネスバンク、オークラ ニッコー ホテルマネジメント、カッシーナ・イクスシー、ゴルフダイジェスト・オンライン、GDOゴルフテック、ジャルパック、SKYTREK、せとうちLTKトラベル、Seven Signatures International、帝国ホテル、野村證券、NOMON、ミニメイド・サービス、メルセデス・ベンツ日本、ヤマハ発動機、郵船クルーズ、リビエラリゾート、ワイナックス。
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