Amazon.comは、「Amazon Go」店舗に導入したレジ不要の技術を、他の小売業者にも拡大しようとしているようだ。CNBCが米国時間9月30日に報じたところによると、Amazonは同社の未来的な無人店舗Amazon Goの設備の利用について、空港の店舗などを運営するOTGやRegalの劇場を展開する映画館チェーンCineworldと協議しているという。
Amazonは野球場の売店も視野に入れているとCNBCは伝えている。
CNBCによると、Amazonは、Amazon Go技術の導入プロセスを早ければ2週間で行いたいと考えており、2020年末までに数百カ所の無人店舗を運営することを目指している。Amazon Goは現在、16店舗展開されており、さらに2店舗の出店を準備中だ。
この報道について、Amazonの担当者は「うわさや憶測にコメントしない」と電子メールでコメントした。
2019年にオープンしたニューヨークの店舗では、Amazon Goで現金での支払いにも対応している。キャッシュレスの方針が、銀行口座やクレジットカード、スマートフォンを持たない低所得層や低年齢層の顧客を隔てる懸念に対応している。
米CNETはCineworldとOTGにコメントを求めたが回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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