セレスは10月1日、コーヒーのサブスクリプションサービス「PostCoffee」を展開するPOST COFFEEと資本業務提携を締結したと発表した。
米国スペシャルティコーヒー協会(SCA)は、2017年に米国内のコーヒー消費量全体のうち、59%が品質の良いコーヒー(スペシャルティコーヒー)という分析結果を発表している。
一方、日本では2015年にブルーボトルコーヒーが上陸して話題になるなど、米国のコーヒーカルチャーを後追いしているが、スペシャルティコーヒーのマーケット規模はまだ全体の8%しかない。
同社によると、米国と比べ品質の良いコーヒーの流通量や販売チャネルが少なく、そもそも消費者が購入すること自体が難しいのが現状だという。
今回、資本業務提携したPOST COFFEEでは、品質の良いコーヒーと消費者を最短距離でつなぐコーヒーアプリPost Coffeeの開発・運営を行っている。Post Coffeeでは、注文ごとに送料がかかる「Basic」と月額定額料金制(毎月1パッケージ150gが無料)の「Monthly」の2プランを用意。注文したコーヒー豆は、最短翌日投函されるという。また、AIによるユーザーごとの豆の好みのサジェスト機能(AIバリスタ)を近日リリース予定。
同社は、EC領域に特化したコンテンツメディアを運営し、アフィリエイトプログラム「AD.TRACK」を展開している。今回、コーヒーのサブスクリプションサービスPostCoffeeが、アフィリエイトマーケティングを得意領域とする同社の事業内容と親和性が高いと判断したことから、今回の資本業務提携締結に至ったという。
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