KAKEAIは、上司と部下の間で発生する“掛け違い”などの課題解決にAIを活用してサポートし、良好な関係作りを支援するクラウドツール「KAKEAI」を、9月25日に正式リリースした。
KAKEAIは、古くから言われ続けている“現場マネジャーの重要性”や、環境変化によるマネジメント業務の難度向上や重要度の高まり、解決方法の不足を背景に開発。テクノロジーが進化した現代でも、マネジャーのメンバーに対する関わり方とは現在でも属人的でブラックボックス化しがちなままの状況にあり、退職理由において上司との関係が常に上位で挙げられる。
この課題解決について、1on1や面談における現場マネジャーの力を、科学・テクノロジー・ナレッジシェアで補い、かつ人事や経営の的確な現場フォローの実現を支援する。例えば、メンバーの人となりについての勘や思い込みによる間違った判断や、メンバーが置かれている状況についての認識間違い、自分自身の過去の経験に依存したメンバーへの関わり方が招くミスなどを補い、メンバーひとりひとりへの関わり方の質を高めるというもの。
また、それぞれのマネジャーに眠るナレッジを、組織を横断して各マネジャーへ展開し、組織全体のピープルマネジメント力を高めるほか、蓄積したデータについて、具体的、定量的に整理し、マネジャーの上司や、人事(特に事業部人事・HRBP)や経営層などの全体の改善を担う担当者に提供する。
契約期間は1年以上で、初期費用は50万円。月額は固定30万円に加え、現場マネジャー権限の利用1人あたりで3500円としている。
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