スマートフォンの本体に対する画面の大きさを表すのに、画面占有率が使われる。画面占有率が高いほどベゼル(縁)が小さい。「iPhone 11 Pro」の画面占有率は、旧機種から継承された大きいノッチ(切り欠き)もあって82.1%に留まる。華為(ファーウェイ)の「Mate 30 Pro」は94.1%で、サムスンの「Galaxy Note10+」は91%だ。そうしたなか、中国の小米(シャオミ)は現地時間9月24日、コンセプトモデル「Mi Mix Alpha」を発表し、画面占有率180.6%をうたっている。
Mi Mix Alphaの画面は側面に回り込み、さらに背面にまで広がる。唯一のベゼルは背面の縦方向に細い帯状に伸び、ここにカメラのレンズ群が収まる。カメラの性能も尋常ではない。108メガピクセルのカメラ、12メガピクセルの望遠レンズ(光学ズーム2倍)、20メガピクセルの超広角カメラの組み合わせだ。
108MP camera world debut! Another milestone for smartphone photography! #MiMIXAlpha pic.twitter.com/rlnbJF5ogJ
— Xiaomi #MiMIXAlpha (@Xiaomi) 2019年9月24日
シャオミによると、Mi Mix Alphaは解像度が1万2032×9024画素の写真を撮影できるという。その実力を証明するため、シャオミはこのカメラで撮影した写真をデモで紹介し、8倍まで拡大しても細かさがまったく失われないことを示した。
側面にはリマインダーと通知が表示される。背面は、通常使用時(つまり前面ディスプレイの使用時)には休眠状態だが、ひっくり返すとオンになる。背面ディスプレイには、よく使うアプリのショートカットを配置しておける。
With groundbreaking innovations, Xiaomi’s mission is to make a truly disruptive product with #MiMIXAlpha pic.twitter.com/xbnt3H11Xz
— Xiaomi #MiMIXAlpha (@Xiaomi) 2019年9月24日
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス