世界のテックベンチャー発掘プラットフォーム「SEKAIBOX(セカイボックス)」を運営するシェアエックスは9月27日、世界各国のIT市場について、現地に精通した投資家や支援者が動画で解説するオンラインサービス「SEKAI CHANNEL」を10月15日に開始すると発表。同日よりフリートライアル登録を開始した。
SEKAI CHANNELでは、定期的に専⽤チャンネルに配信される、現地の投資家やアクセラレーター、起業家による、スタートアップやマーケット、トレンドについての動画(1本あたり10〜15分)を視聴可能。ユーザーは、海外に赴いて視察や調査をしなくても、必要最低限の情報を得られるほか、関⼼ある市場や企業があれば、オンラインで相談することも可能。
同社では「海外視察や訪問は、⾔語や地理的な問題から企業にとっても簡単ではない。また、企業ごとに視察や調査をするにも膨⼤な費⽤がかかる。そのうえ、現地企業からは、彼らにとってもビジネスにならない視察や表敬訪問は近年、敬遠されつつある。5G時代の到来において、動画をメインにした現地情報やノウハウを配信するプラットフォームで、⽇本にいながら、いつでも、気軽に海外市場をキャッチアップでき、またビジネス機会を得られる環境を提供することで⽇本の企業のグローバル展開を⽀援する」と同サービスについて説明する。
当初は、インドや中国、東南アジアのほか、欧州、イスラエル、アフリカ、ロシア、ブラジルといったポテンシャルの⾼い地域の動画を配信する。10月は「最後の巨⼤市場『アフリカ』をスタートアップ投資から紐解こう」「イスラエルスタートアップとの協業成功の事例と秘訣」「年間1000社以上が⽣まれるインドスタートアップエコシステムの今」を配信予定だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス