Googleが2019年に入ってFossilの技術を4000万ドル(約43億円)で買収したのは、ハイブリッド型スマートウォッチの技術を手に入れるのが目的だったと、Wareableが現地時間9月16日、匿名の情報筋の話として報じた。この技術は、Fossilの社内で「Project Diana」と呼ばれているという。「digital(デジタル)」と「analog(アナログ)」をかけ合わせて「Diana」だ。
記事によると、Project Dianaは、「物理的な時計の機能とデジタル要素を」組み合わせた技術で、ディスプレイをもたない時計なども含まれるという。
買収額の4000万ドルには、Project Dianaの技術を利用するためのライセンスのほか、Fossilが2015年、2億6000万ドルで買収したMisfitから獲得した約20人のエンジニアの移籍費用が含まれると記事は伝えている。
Googleは1月、Fossilから未発表のスマートウォッチ技術を買収すると発表した。GoogleとFossilは、それ以前からスマートウォッチの開発で協力していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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