Alibaba(アリババ)の会長のJack Ma氏が、20年前に共同創業した同社に別れを告げた。Reutersによると、同氏は現地時間9月10日に行われたイベントにロックスター風のウィッグを付け、ギターを抱えて登場した。イベントは8万人収容のスタジアムで4時間にわたって行われ、扮装した出演者などが登場したという。
Ma氏は2018年に引退する計画を発表した。教育に重きを置く活動に力を入れると述べていた。最高経営責任者(CEO)のDaniel Zhang氏が後任となる。
Ma氏は、1999年に創業したアリババが時価総額4600億ドル(約49兆6000億円)の企業へと成長するのを支えてきた。同社はデジタル決済から、オンライン銀行、クラウドコンピューティングまで業務を拡大してきた。その過程で、同氏は純資産額が380億ドル(4兆1000億円)の、中国最大の資産家となった。
同氏はイベントで、「今夜が終わったら、私は新生活を始める」と話し、「この世界は素晴らしいと信じているし、とても多くの機会がある。刺激的なことが大好きなので、早めに引退するのだ」と述べたと報じられている。
米CNETはアリババにコメントを求めたが、直ぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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