Qualcommは米国時間7月15日、同社のこれまでで最も高性能なモバイルプラットフォームとなる「Snapdragon 855 Plus」を発表した。同製品は、2018年12月に発表され、サムスンの「Galaxy S10 5G」などの端末に搭載されている「Snapdragon 855」を強化したものだ。CPUとGPUの性能が向上し、特にゲーム愛好者に歓迎されるものとなっている。
Snapdragon 855 Plusに搭載される「Qualcomm Kryo 485」CPUのプライムコアのクロックスピードは最大2.96GHzとなり、また「Qualcomm Adreno 640」GPUはSnapdragon 855と比較して性能が15%向上している。
「Snapdragon 855 Plusは、コアゲーマーが求める水準を引き上げるものになるだろう。CPUとGPUの性能を高め、5G、ゲーム、AI、およびXR(Extended Reality)の体験を向上させるという、OEM顧客が当社に期待することを実現している」と、Qualcommの製品管理担当バイスプレジデントKedar Kondap氏は声明で述べている。
Snapdragon 855と同様に、Snapdragon 855 Plusは「Snapdragon X24 LTE」4Gモデムを搭載し、併せて「Snapdragon X50 5G」モデムで5G接続に対応している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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