Amazonは、「Project Kuiper」を通じて宇宙から世界中にブロードバンドインターネットアクセスを提供する計画に向けて新たな一歩を踏み出した。同社はこの計画に必要な数千の衛星の打ち上げに関する書類を米国政府に提出した。
Amazonは米国時間7月4日、子会社Kuiper Systemsを通して、米連邦通信委員会(FCC)にProject Kuiperのための申請書類を提出した。同社はFCCに「Kaバンド周波数を利用した非静止の軌道衛星システムの打ち上げと稼働」についての許可を求めた。衛星は地球上空366~391マイル(約590~630km)の軌道に打ち上げられる。
「FCCへの申請は第1段階だ。次にFCCは当社の申請書類をつぶさに検討することになり、当社はこのプロセス全体を通してFCCと協力することを心待ちにしている」とAmazonの広報担当者は4日に電子メールで述べた。
Project Kuiperは、3236機の地球低軌道の衛星を利用して世界中にブロードバンドインターネットアクセスを提供するための計画だ。「インターネットをまったく利用できない、あるいは十分に利用できない米国と世界中の何千万もの消費者や企業に衛星ブロードバンド通信サービスを提供する」とKuiper Systemsは申請書類に記している。
一方、SpaceXが宇宙から世界中にブロードバンドアクセスを提供する計画「Starlink」も始動しており、同社は5月に衛星60基を軌道に投入した。この競争は、富豪Richard Branson氏のスタートアップOneWebが2月に高速インターネットのための衛星6基を打ち上げたことにより始まった。
Amazonにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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