L is Bは6月26日、チャットボットの質問に答えるだけで、建設現場などに設置されているデジタルサイネージに表示するコンテンツを作成・配信できる「direct サイネージ」を正式にリリースした。
direct サイネージは、スマートフォンやタブレットからビジネスチャット「direct」上にある専用ボットの質問に答えるだけで、写真や動画入りの情報コンテンツを即時に作成できるサービス。作成したコンテンツは、即時配信、繰り返し配信、予約配信など、配信タイミングを設定できる。
チャットボットを介して作成されたコンテンツは、NTT西日本のセットトップボックス「光BOX+」を介してモニターに表示される。これにより、建設現場などに設置されているモニターを通じて、作業員に対して的確に情報を伝えることができるという。同社では、天気予報や降雨予測、地震速報など、現場での安全作業に貢献するコンテンツも用意している。
directは現在、建設、不動産、交通、インフラ、店舗など、現場の業務で幅広く導入されていることから、新たに提供するdirect サイネージによって、現場で働く人々の情報共有をより簡単にできると考えているという。
すでに、竹中工務店 九州支店、三菱地所レジデンス ザ・パークハウス福岡タワーズ作業所で採用されており、数十社におよぶ協力会社の作業員との情報共有(高所作業時の強風への注意喚起やちょっとした連絡ミスの修正など)で活用されているという。
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