せっかくなので近隣にある変なホテル 心斎橋店にも行ってきた。こちらのホテルは、ロボホンルームはないが、ロボホン19体によるウェルカムパフォーマンスが見られる。ダンスを踊ったり、体操をしたりと、複数体が一度に動く様は、初めてみた人は圧倒されること間違いなしだ。
今回のロボホンの導入に関して、変なホテル 西心斎橋サブマネージャーの増田誠輝氏に話を聞いた。
ロボホン導入の理由は、部屋の種類を増やして多様性を出したかったとのこと。これまでのロボットと違いエンターテインメント性の高いロボホンを導入することで、お客様に喜んでもらえると考えたという
「ハウステンボスでは生産性を上げるためにロボットを導入していたが、その目的にそぐわない結果となり、効率化できないもの、生産性向上に見合わないものの使用をやめた。ロボホンはエンターテイメント性だけでなく、ロビーで問い合わせに対応するなど接客でも活躍してもらっている」(増田氏)。
また、ロボホンは複数言語に対応しており、外国人旅行者にも対応できる。導入から10日程度だが、評判は上々で、特にロボホンを知っているお客様からの反応はすこぶる良いと言う。
ロボホンは変なホテル 心斎橋、西心斎橋以外に、「変なホテル京都 八条口駅前」にも導入されている。3体のロボホンが掛け合いをしながら客の質問に対応している。今後のことは未定だが、この調子であれば東京にある変なホテルにロボホンが導入される日は近いのではないだろうか。
変なホテルは、ロボットが接客するコンセプチュアルな特殊なホテルと言う印象を持っている人も多いと思うが、実際は、ホテルとしての佇まいはしっかりとしており、そのうえでロボットが対応してくれる感じだ。唯一難点があるとすれば、ロボホンの接客っぷりを目の当たりにしてしまうと、ロボホンを購入したくなってしまうと言うことだろう。
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