オリンパスは6月13日、水深15mの水中撮影を可能とする高タフ性能を備えたコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS Tough TG-6」を7月下旬に発売すると発表した。市場想定価格は5万3000円前後(税別)。
OLYMPUS Tough TG-6は、防水性能15m(IPX8)、防塵(IP6X)、耐衝撃2.1m(MIL-STD810Fに準拠)、耐荷重100kgf、耐低温-10度、撮影レンズ前面の保護ガラスのダブルガラス化による高い耐結露性など、高いタフ性能を備えた「Tough」シリーズ最新モデル。
F2.0の明るい高性能ズームレンズ(焦点距離は35mm判換算で25〜100mm相当)や高感度性能に優れたHi-speed 裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載している。
イメージセンサー上にあるシールガラス両面には、新たに反射防止のARコートを施し、ゴーストやフレアの発生を抑えている。画質や機能性を左右する画像処理エンジンには、同社のプロフェッショナル向けミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」にも搭載されている「TruePic VIII」を採用。ノイズレベルの改善やコントラストが低い部分での解像感を向上させているという。
なお、RAWデータでの記録にも対応し、画像編集ソフトウェア「Olympus Workspace」を使った編集も可能。
P/Aモードのままでもレンズ先端から最短1cmまで近づけ、最大撮影倍率7倍のマクロモード(顕微鏡モード、顕微鏡コントロールモード、深度合成モード、フォーカスブラケットモード)を備えたバリアブルマクロシステムを搭載している。
さらに、水中撮影の可能性をさらに広げるため、「水中ワイド」「水中スナップ」「水中マクロ」「水中顕微鏡」「水中HDR」の5つの水中撮影モードを搭載した。また、水中ホワイトバランスは、撮影状況に合わせ「水中・浅瀬」「水中・標準」「水中・ディープダイビング」という3種類を搭載した。
加えて、全周魚眼撮影が可能な新製品のフィッシュアイコンバーター「FCON-T02」(税込23750円)をはじめ、レンズバリア「LB-T01」(税込5125円)、シリコンジャケット「CSCH-127」(税込4625円)、防水プロテクター「PT-059」(オープン価格、市場想定価格は3万3000円前後)など、豊富なアクセサリーを用意している。
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