The Wall Street Journal(WSJ) は米国時間6月12日、Facebookの最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏が、同社のプライバシー慣行に問題があることを認識していたと報じている。同社に詳しい情報筋らは、米連邦通信委員会(FTC)が調査の一環として入手した電子メールにその可能性が示されている。
同社はこうしたメールの存在を否定している。
「われわれはこれまでFTCの調査に全面的に協力し、膨大な数の文書、電子メール、ファイルを提出している」とFacebookの広報担当者は電子メールによる声明で述べた。「Mark(Zuckerberg氏)やその他のFacebookの従業員が、FTCの同意命令に基づく同社の義務に意図的に違反したことは一切なく、それを示す電子メールなど一切存在しない」(Facebook広報担当者)
2016年の米大統領選でDonald Trump氏陣営が利用したコンサルティング会社Cambridge Analyticaが、Facebookユーザーの個人情報を不正に入手していたことが発覚し、FTCは同社のプライバシー慣行を調査している。Facebookのプライバシー慣行をめぐり、同社は2011年にFTCとの間で取り決めを行っており、その条件が守られているかが調べられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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