コムスクエア、複数ある野良RPAロボットをフロー化するクラウド型RPA「robostein」

 コムスクエアは6月12日、クラウド型RPAサービス「robostein」(ロボシュタイン)の提供を開始した。

 robosteinはSaaS型RPAサービスで、自動化処理ロボットを作成できるだけでなく、作成した自動化処理をひとつのブロック(ノード)としてそれらを繋ぎ合わせ、一連の自動化フローを構築することができる。たとえば、会社の部署や事業部ごとに異なる複数種類かつ膨大な数のRPAロボット(野良ロボット)を監視や管理できるだけでなく、それらを繋ぎ合わせて一連のフロー化が可能。ひとつひとつは単純な自動化処理であっても、それらを組み合わせることで、より強力な運用の自動化を図ることができるという。

 なお他社提供のRPAツールも、自動化処理パーツとして扱うことが可能。顧客がこれまでに作成したロボットを無駄にすることなく、統合的に管理や運用ができるとしている。

 管理画面においては、直感的に操作できることを重視して開発。複雑なフローも視覚的に操作して簡単に構築できるとうたう。各自動化処理の稼働状況確認、スケジュール管理、実行履歴などを確認でき、効率的なRPAマネジメントを可能にする。また、レポート機能も用意されており、自動化による削減効果や自動化の進捗率をわかりやすく可視化するという。

 利用料は月額3万円からで、月間の自動処理数(ノード実行数)による。またMSP事業者等へのOEM提供も可能(OEM提供費用は別途見積)としている。

「robostein」画面イメージ
「robostein」画面イメージ

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