Googleは、危機的状況や自然災害の際に情報を見つけやすくしたいと考えている。
同社は米国時間6月6日、「Googleマップ」の「SOSアラート」に新たな機能を追加すると発表した。SOSアラートではすでに、起きていることの概要や関連ニュース、緊急用電話番号やウェブサイト、地方自治体のTwitterの最新情報、安全な経路の確保に役立つ助言などの重要な災害情報を見られるようになっている。
だが、今後はより視覚的な情報を確認できるようになる。例えば、ハリケーンの際には軌道を確認し、すべきことについての情報を得ることができる。地震の際には震源やマグニチュードを示す地図を見ることができる。これらの機能は今後数週間かけて展開される予定だ。洪水による死者の多いインドでは、洪水が発生する可能性が高い場所や、地域ごとに予想される深刻度を確認できるようになる。
経路案内の利用中には、その経路が災害の影響を受ける可能性がある場合に警告してくれるようになる。この機能は2019年夏に提供予定だ。
Googleは災害時にGoogleマップを活用する方法としてこのほか、自分がいる場所を友人や家族と共有したり、道路閉鎖情報を確認したりできるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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