われわれはスマートフォンを肌身離さず持っているが、それは就寝時でも変わらないことがCommon Sense Mediaの新たな調査により明らかになった。
「The New Normal: Parents, Teens, Screens, and Sleep in the United States」(新たな標準:米国の保護者、ティーンエージャー、画面、睡眠)の調査結果によると、ティーンエージャーの3割がデバイスと共に眠り、男子よりも女子が多い。だが保護者も例外ではないようだ。62%がベッドから手が届く場所にスマートフォンを置いているという。
3分の1以上のティーンエージャーと4分の1以上の保護者が、ソーシャルメディアのチェックや通知への返信のために夜間少なくとも1度は起きるという。保護者が夜間にスマートフォンを見るのは通知を受信したときまたは眠れないときであることが高く、Dの場合はソーシャルメディアをチェックしたいときまたは通知を受信したときであるという調査結果が出た。
就寝の1時間前にスマートフォンを使用すべきではないという意見もあるが、保護者の61%とティーンエージャーの70%が夜、眠りにつく前の30分以内にスマートフォンを見ている。
「睡眠不足と多くの精神的および身体的な健康障害や学業および認知能力の低下を関連付ける研究が複数ある。子供のスマートフォンやタブレットへの依存が高くなってしまうと、保護者は支配権を取り戻すには遅すぎると感じるかもしれないが、保護者には今回の研究結果を、デバイスの使用が子供たちや自分たち自身に実際に影響を及ぼすという警鐘として考えることを勧めたい」とCommon Sense Mediaの創立者で最高経営責任者(CEO)のJames Steyer氏は調査報告で述べた。
半数以上の保護者とティーンエージャーがスマートフォンによって気が散ることが多くなっていると回答しているが、どちらもそれを問題視していないと思われることを調査結果が示している。自分がスマートフォンに依存していると回答した保護者は2016年の調査時より18%増加し45%となったが、同じように回答したティーンエージャーは39%で、前回より11%減少している。「自分以外の人」がデバイスに依存していると感じた回答者は、保護者とティーンエージャーのどちらも2016年より増加している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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