数カ月のうちに、「Direct from Instagram」アプリでダイレクトメッセージを送信することはできなくなるかもしれない。
写真共有ソーシャルメディアのInstagramが、Directアプリのサポートを「今後数カ月以内に」打ち切るようだ。ただし、このアプリで友人に送付した重要なメッセージはすべて消滅するのではなく、「Instagram」アプリに移行されるという。
ソーシャルメディア業界のコメンテーターであるMatt Navarra氏と、「Play Store」の数人の熱心なファンが、Direct from Instagramアプリを使用すると、「is going away」(まもなく廃止)という簡単なメッセージが表示されることに気づいた。
Confirmed: Instagram is killing its standalone Direct Messaging app pic.twitter.com/owt2gXtfCE
— Matt Navarra (@MattNavarra) 2019年5月16日
Directは2017年12月に、カメラを中心とするアプリとして初めて登場した。チリ、イスラエル、イタリア、ポルトガル、トルコ、ウルグアイなどで試験運用が開始されたが、世界的なリリースに関する詳しい情報はほとんど明らかにされていなかった。同社の広報担当者は当時、The Vergeに対し、「Directはこの4年間でInstagram内で成長してきたが、スタンドアロンにすればさらに改善していくことができる」と述べていた。
Directは今回、本格的に提供される前に姿を消すことになったようだ。廃止される理由は明らかになっていない。InstagramのDirectは、親会社のFacebookが2014年に「Facebook」アプリから独立させたMessengerと同様の道のりをたどっているようだ。
米CNETはInstagramにコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス