LINEとLINE CONOMIは5月15日、グルメレビューアプリ「LINE CONOMI」(iOS/Android)を開始した。
近年、飲食店などを検索する際に店舗情報や価格ではなく、「口コミ」や「写真」から店舗を選ぶユーザーが増えているという。しかし、良い店舗とユーザーが出会うには、飲食店の検索にはグルメサービスやアプリ、SNSなど複数のサービスを利用するなど、多くの手間と時間が必要となっている。時間をかけて探しても「店舗情報がない」「食べたいメニューの口コミがない」「レビューや写真が古い」など、必要な最新情報が見つからず、店舗選びが難しいといったこともある。
今回サービスを開始した「LINE CONOMI」は、このような「店舗選びの煩雑さ」や「食べたいものを見つける難しさ」をAI技術によって解決。本当に自分が行きたい店舗・食べたいものと出会えるグルメレビューアプリを目指しているという。
また、リリース時点では、メニュー単位でのレビュー投稿機能や自分が行った店舗にピンを立てられるグルメマップのほか、月間・週間でLINE CONOMIランキングとして上位10名が発表されるランキング機能(TOP1は2000coin、TOP2は1500coin、TOP3は1000coinが進呈される)などを搭載している。
さらに、LINE独自のAIを使った画像認識技術により、テキストを入力しなくてもレシートを撮影するだけで店名やメニューを自動入力する機能や、位置情報の活用により料理写真をアップするだけで店舗情報が候補一覧として自動表示させる機能など、簡単にグルメ記録を投稿できる機能を搭載した。
これにより、「投稿したいけどテキストを打つのが面倒」「さっき食べた料理の詳細(メニュー名や金額)がわからない」といったことが解消され、より多くのユーザーが手軽に投稿できる環境を提供する。
今後は、投稿されたグルメ記録をベースにAI機能を活用し、ユーザーに食の好みをオススメしてくれるレコメンド機能や、ユーザー同士のフォロー機能、地域・店舗ごとに人気のメニューがわかるメニュートレンドランキング機能、ユーザー同士で行きたい店舗・食べたいメニューを共有できる機能、予約機能などを追加する予定。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」