トヨタ自動車のような巨大自動車メーカーも、実現するかもしれない空飛ぶ自動車の未来に投資している。同社を含むトヨタグループ15社は、一般社団法人CARTIVATOR Resource Managementに2017年からの3年間で総額4250万円の資金を提供する計画だ。CARTIVATORは野心的なスタートアップで、2020年東京夏季オリンピックまでに空飛ぶ自動車を完成させ、その自動車で聖火台に火を灯すことを目指している。
バスケットボールを着陸時の緩衝に使った初期のプロトタイプのテストを見る限り、どうやらCARTIVATORはトヨタ自動車から多くの支援を受ける必要がありそうだ。
Uberは既に、人々が都市を移動する方法に革命をもたらしたが、今度は「Uber Elevate」によって、その戦略を空にも拡大したいと考えている。Uberがこのリストから漏れたのは、その戦略が単に自動車を提供することにとどまらないからだ。同社は、「自動車メーカーや不動産開発業者、技術開発者などを含むパートナーのネットワークを構築」しており、それには米航空宇宙局(NASA)との提携も含まれるという。Uberの取り組みのおかげで、上述の6つの空飛ぶ自動車の運用開始が早まる可能性もあるように思える。
AirbusとAudiによる空飛ぶ自動車への取り組みでは、空飛ぶ自動車を単に提供する以上のことに取り組んでいる。空飛ぶ自律走行車を使って、飛行場に着陸してから家にたどり着くまでの時間を大幅に短縮することを目指しているのだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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