--Laboのキットは交換が必要になるまで、どれくらいの期間使うことができますか。
小笠原氏:Nintendo LaboのすべてのToy-Conを、簡単には壊れないように設計しました。同じ動作を何百回、何千回と繰り返して、Toy-Conの耐久性をテストしたので、普通に使用すれば長持ちすると考えています。万一壊れたとしても、Toy-Conは段ボールでできているので、簡単に修復できます。かなり短時間で作り直すことも可能です。
--Laboを使って、次はどのようなセンサやテクノロジを試してみたいですか。
河本氏:Nintendo Switchはさまざまな機能を完備しています。「Joy-Con」(コントローラ)はセンサの塊だと言うこともできます。多くの消費者がLaboを楽しんでくれ、それがきっかけとなって、当社が将来のより多くの可能性を検討できるようになれば、われわれにとって大きな喜びです。
--Joy-Conの赤外線カメラは、Laboで既に示されていることよりも、さらに高度なことができるのでしょうか。
河本氏:Nintendo Laboを体験すれば、この赤外線カメラでできることを理解できるでしょう。いったん仕組みが分かれば、その知識を応用して、新しい遊び方を発明できるようになるはずです。ユーザーがToy-Conガレージを使って、われわれが想像もしなかった赤外線カメラの使い方を考え出すことを期待しています。
--私は息子と一緒にLaboで楽しく遊んだのですが、これは2人用の体験のようにも思えました。マルチプレーヤー向けや複数のSwitchを使用するLaboが作られると思いますか。
阪口氏:ありがとうございます。Nintendo Laboは、もちろんシングルプレーヤーも楽しめますが、今回発売のキットだけを見ても、2台のNintendo Switchシステムと「Variety Kit(バラエティキット)」に含まれる2台のリモコンカーを使って、2人のプレーヤーが競走したり、相撲のような対戦をしたりすることができます。また、「Robot Kit(ロボットキット)」とJoy-Conをそれぞれ2セット使って、2人のプレーヤーが戦うことも可能です。さらに、「つくる」段階では、1人が説明を見ながら、キットを組み立てているもう1人とコミュニケーションをとれるようになっているほか、家族全員が集まり、大画面のテレビで「わかる」のトピックを見ることができるようになっています。そして、みんなが一緒に遊べるものを、Toy-Conガレージで作ってくれるだろうと思っています。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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