無線方式の仕様を規定する技術会合で、5G NR標準仕様の初版策定が完了--ドコモら

 AT&T、BT、China Mobile、China Telecom、China Unicom、Deutsche Telekom、Ericsson、富士通、Huawei、Intel、KT Corporation、LG Electronics、LG Uplus、MediaTek、日本電気、Nokia、NTTドコモ、Orange、Qualcomm Technologies、Samsung Electronics、SK Telecom、ソニーモバイルコミュニケーションズ、Sprint、TIM、Telefonica、Telia Company、T-Mobile USA、Verizon、Vodafone、ZTEは12月21日、3GPP TSG RAN Plenary会合において、5G NR(5G New Radio)の開発を本格的に開始すると発表した。

 3GPP TSG RAN Plenary会合は、移動通信システムの規格策定を行う標準化団体の3GPPがリスボンで開催している無線方式の仕様を規定する技術会合。

 今回の共同発表は、5G NR標準仕様の初版(5G NRの機能のうち、LTEとの連携を含む重要機能を規定)策定が完了したことを受け行われたもので、グローバルのモバイル業界主要企業30社は、早ければ2019年に開始を予定している大規模トライアルや商用展開に向けた5G NRの本格開発を推進・開始する。

 また、3GPPでは、引き続き仕様書の改訂バージョンRelease15(5Gの全機能は同バージョンで初めて規定される)の完成、5G携帯電話基地局のさらなる標準規格の決定に向けた活動を継続するという。

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