シャープ、“攻め”のコンパクトスマホ2機種--「AQUOS R compact」「AQUOS sense」 - (page 2)

今後は欧州への進出も

 シャープが7月に発売したAQUOS Rは、シャープとして初の統一ブランドを目指した製品だ。

 これまで同じ端末をベースにしながら各事業者向けに最適化することで「AQUOS ZETA」「AQUOS SERIE」「AQUOS Xx3」といったように変えてきた名称を統一することで、シャープとしてのブランドを強化する狙いがあった。

 発売から3カ月。2016年夏のフラッグシップモデル3機種と出荷台数を比較すると、前年機種比146%。また、17年度上期は前年同期比で173%を達成するなど、順調に上向いている。

プライバシーを守り、指でなぞった部分だけ表示する「純正 AQUOS Frosted Cover」もラインアップする
プライバシーを守り、指でなぞった部分だけ表示する「純正 AQUOS Frosted Cover」もラインアップする

 また、課題だったケースの数についても、アクセサリーメーカーとの協力によって今回の秋冬モデルについては6社から対応製品がリリースされる。店で見つけやすい統一パッケージロゴを採用し、230種類以上が登場するとしている。

イングレム、MSソリューションズ、エレコム、坂本ラジヲ、テレホンリース、レイアウトの6社と協力し、230種類をラインアップ予定だ
イングレム、MSソリューションズ、エレコム、坂本ラジヲ、テレホンリース、レイアウトの6社と協力し、230種類をラインアップ予定だ

 今後は、さらなる市場の拡大に向けて欧州市場への参入も予定。シャープ 専務執行役員 スマートホームグループ長 兼 IoT通信事業本部長の長谷川祥典氏は「2018年の早い時期には欧州デビューしたい」と語った。

シャープ 専務執行役員 スマートホームグループ長 兼 IoT通信事業本部長の長谷川祥典氏とシャープ IoT通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部長の小林繁氏
シャープ 専務執行役員 スマートホームグループ長 兼 IoT通信事業本部長の長谷川祥典氏とシャープ IoT通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部長の小林繁氏

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