[ウェブサービスレビュー]時間と時給を入力して報酬額を計算--「Time Card Calculator」

timecardcalculatorgeek.com
内容:「Time Card Calculator」は、オンラインでタイムカードを記入し、合計の報酬額を計算できるサービスだ。アルバイトやパートなどで出退勤時間と時給を入力して報酬額を求められるほか、報酬額のシミュレーションを立てる用途でも利用できる。

 「Time Card Calculator」は、オンラインでタイムカードを記入し、合計の報酬額を計算できるサービスだ。アルバイトやパートなどで出退勤時間と時給を入力して報酬額を求められるほか、報酬額のシミュレーションを立てる用途でも利用できる。


「Time Card Calculator」トップページ。デフォルトでは週7日、12時間制で表示されている。24時間制で入力する場合は、あらかじめ右下のオプションで「Military Time」を選んでおこう

 サイトを開くと、1週間の勤務時間が記入できるタイムシートが表示されている。これらに勤務時間を記入していくと、毎日の勤務時間の合計が自動的に表示される。さらにページ下部にある「Hourly Rate」に時給額を記入すると、週全体の勤務時間の合計と掛けて、報酬額の合計が表示される仕組みだ。

 オンラインでこうしたタイムカードの時間計算ができるサービスは複数あるが、本サービスの特徴はオプションの豊富さだ。タイムシートは1週と2週で切り替えられ、週あたりの勤務日も1~7日の範囲で選ぶことができる。また途中で昼食や休憩時間を挟む場合は、勤務時間を分割して入力することもできるほか、有給休暇の報酬を追加することも可能だ。

  • 出勤時間と退勤時間を入力し、時給を記入すると下段に合計の報酬額が表示される。単位はドルだが円と見なして入力すれば問題はない。項目の移動にはTabキーが利用できるが、Shift+Tabでひとつ前の項目に戻れないのがストレス

  • 1週と2週を切り替えられるほか、週あたりの勤務日数の変更にも対応。また昼食を挟んで勤務時間を分割したり、残業ぶんの時給を割増で計算することも可能だ

  • メールでの送信や印刷にも対応する

 さらに時給の計算にあたっては、15分単位での四捨五入もできるほか、残業分の時給を何割増しにするかも計算できる。また計算結果をメールで送信したり、印刷することも可能であるなど、見た目はシンプルながらさまざまな機能が盛り込まれている。

 ネックなのは、時給の単位がドルで固定されていること。あくまで表示上の問題なので、「$」という単位を気にしなければ、計算結果に影響はないのだが、メール送信や印刷時もこの単位が表示されるので、データを他人に渡す用途にはあまり向かない。また説明はすべて英語で、特に前述のオプション機能はやや内容も難解なので、戸惑うケースもあるだろう。

 このほか、項目移動の際にShift+Tabでひとつ前の項目に戻れないなど、気になる挙動も随所に見られるのだが、機能の豊富さは折り紙付きで、またデータのダウンロードや保存といった機能を除けば無料で使えるのも利点だ。もともと中小企業向けに開発されたソリューションということで実用性は高く、まずは気軽に試してみるとよいだろう。


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