Appleは米国時間3月22日、高い人気を集めるアプリのWorkflowを買収し、このアプリを「App Store」で無料にした。
AppleはTechCrunchに対し、Workflowの買収を認めた。米CNETはAppleとWorkflowにコメントを求めたが回答は得られなかった。
これまで2.99ドルで提供されていたタスク自動化アプリWorkflowは、優れたカスタマイズ機能が高く評価されており、少ないタップ回数でより多くの作業をこなすための手段とされている。ユーザーはドラッグアンドドロップの操作で、よく使う複数のアプリの機能をつなぎ合わせることができ、Appleがこれまであまり力を入れてこなかったアプリ間の相互運用性のようなものを実現する。
Appleはこのアプリを高く評価してきた。Workflowは2015年に「Apple Design Award」を受賞し、同年のApp Storeのベストアプリの1つにも選出されている。
iPhoneの「Today View」ウィジェットと「Apple Watch」の専用アプリが既に存在する。つまりWorkflowは「iOS」エコシステムに組み込まれている。このアプリは、Appleが昔から重視するような、シンプルなセットアップとデザインを備えていることでも知られる。また、障害者の支援に役立つアクセシビリティ機能にも力を入れている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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