またワイモバイルでは、Android One端末の販売を強化することに合わせ、グーグルが提供するショップスタッフのトレーニングプログラム「Android Ambassador」を導入することも発表している。Android Ambassadorは2月中旬より導入を進め、2017年度中にはワイモバイルのショップスタッフ500名が、このプログラムを受ける予定とのこと。Androidやグーグルの各種サービスのエキスパートを育てることで、店頭でのAndroidユーザーサポートに力を入れていく方針のようだ。
ワイモバイルはこの他にも、新端末として下り最大612Mbpsの通信速度を実現するWi-Fiルーター「Pocket WiFi 603HW」や、10インチのAndroidタブレット「MediaPad T2 Pro 606HW」(いずれもファーウェイ製)を投入することを明らかにしているが、寺尾氏はさらに、セイコーソリューションズ製の携帯電話「603SI」を今夏以降に発売することも発表。こちらは音声通話に特化したシンプルなストレート型の携帯電話となるようだが、中身はAndroidベースでLTEに対応し、VoLTEによる通話も可能とのことだ。
最後に寺尾氏は、春商戦に合わせたワイモバイルの2017年の学割施策も発表した。学割施策は2つ用意されており、1つは18歳以下のユーザーに向けた「ヤング割」。新規または契約変更でスマホプランを契約した対象者に対し、1年間月額1000円を割り引くという。
そしてもう1つは、25歳以下のユーザーを対象とした「Pocket WiFi 学割」。こちらは一人暮らしを始める大学生や新社会人などが、固定回線代わりにWi-Fiルーターを契約することを想定した施策で、ワイモバイルの「Pocket WiFiプラン2」を新規契約し、「アドバンスオプション」に申し込んだ対象者の、アドバンスオプション分の料金を37カ月間、無料にするという。
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