アップル、「iPhone 6 Plus」の”タッチ病”修理プログラムを開始

Jake Smith (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 佐藤信彦2016年11月18日 13時19分

 Appleは11月17日、画面がタッチ操作に反応せず使いものにならなくなる、いわゆる「タッチ病」を被った「iPhone 6 Plus」に対処する修理プログラムを開始した。この状態に陥ったiPhone 6 Plusを1万4800円の料金で修理する。

 Appleは「タッチ病」という通称を認めておらず、iPhoneを何度も落とすことによりこの症状が発生すると説明している。

 Appleのサポートページには、以下のように書かれている

 一部のiPhone 6 Plusにおいて、画面の一部がチカチカ明滅したりMulti-Touchが反応しなくなったりする場合があることが判明しました。こうした症状は、表面の硬い所にiPhoneを何度も落とした後、さらに何らかの衝撃や圧力が加わったときに起きる可能性があります。

 お使いのiPhone 6 Plusに上記の症状が見られ、それ以外の機能は正常に動作しており、画面にヒビが入ったり割れたりしていない場合は、1万4800円の修理サービス料金で修理させていただきます。

 この症状の発生したiPhoneの台数は定かでない。iFixitは8月に、「大量の」iPhone 6 Plusで障害が起きていると伝えていた。

 Appleは、タッチ無反応iPhoneの無償修理を拒絶した結果、この件で集団訴訟を起こされていた。

 Appleは修理費用の差額を払い戻すため、この症状ですでに修理サービスを利用してしまった可能性のあるユーザーに連絡を取るとしている。


灰色の線がちらつき、iPhoneが「タッチ病」状態に陥っていることを示している
提供:iFixit

 

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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