まもなく「Windows 10」大型アップデート--期待の新機能をおさらい - (page 2)

Sarah Jacobsson Purewal (Special to CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2016年07月29日 07時00分

Edgeの機能強化

 EdgeユーザーがAnniversary Updateに期待すべきことは、ブラウザ拡張機能だけではない。Edgeには、使いやすさの向上を目的とする細かい機能強化がいくつか施される予定だ。それらの機能強化には、以下のものが含まれる。

  • ブラウザ内でタブをピン留めできる機能
  • アドレスバーの「貼り付けて移動」オプション
  • 戻る、または進むボタンを右クリックしてアクセスできる履歴メニュー
  • フォルダをクラウドストレージサービスにドラッグ&ドロップできる機能
  • ブックマークとお気に入りの整理機能の強化
  • ブラウザを閉じたときに、進行中のダウンロードのリマインダーを表示する機能
  • ウェブサイトからのウェブ通知を「アクションセンター」に表示する機能
  • スワイプ操作
  • 「Flash」動画をクリックして再生(動画の自動再生を抑止)する機能

Windows Ink

 Windows Inkによって、Windows 10ではペンやスタイラスが使いやすくなる。Windows Inkはペンを中心とする新たなエクスペリエンスで、ユーザーは有効なスタイラスを同OSのあらゆる場所で使うことが可能だ。Windows Ink専用のワークスペースが用意されており、システムトレイのアイコンから呼び出すことができる。

 Microsoft Edgeのインク機能と同様の方法でスクリーンショットに落書きできるスクリーンスケッチアプリなど、新しいアプリもいくつか用意されている。Inkは既存のアプリにも組み入れられ、重要なアプリでは、特別な機能を利用できるようになる。例えば、「マップ」アプリでは、自由に経路を書き込むことができる。

 スタイラスを使っている人は、設定メニューの「デバイス」タブからペンのボタンや設定をカスタマイズできるようになる。

figure_5
提供:Sarah Jacobsson Purewal/CNET

「Cortana」がロック画面に

 Cortanaがロック画面で利用できるようになる。これは細かな変更だが、利便性は向上するだろう。この機能を有効化したら、ユーザーはロック画面で「Hello, Cortana」と話しかけるか、あるいはCortanaアイコンをタップして、同機能を利用できるようになる。Microsoftのデジタルアシスタントはロック画面から、さまざまなタスクを実行できるようになる。例えば、道順を調べる、カレンダーに予定を追加する、リマインダーを作成する、といったことが可能だ。

 Windows 10のロック画面には、ほかにもいくつかの改善が施されている。例えば、Microsoftアカウントでサインインしている場合に、電子メールアドレスを隠す機能が追加された。この機能を有効にしたいときは、「設定」>「アカウント」>「サインインオプション」と進んだ後、下にスクロールして「プライバシー」を選択する。

figure_6
提供:Sarah Jacobsson Purewal/CNET

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]