[ウェブサービスレビュー]複数回のリダイレクトにも対応--短縮URLサービス「ExpandURL」

Expand URL
内容:「ExpandURL」は、短縮URLを復元し、オリジナルのURLを確認できるサービスだ。複数の短縮URLサービスによって生成された複数回のリダイレクトにも対応しており、身代わりにアクセスしてページのサムネイルを取得してくれるほか、安全性のチェックも行ってくれることが特徴だ。

 「ExpandURL」は、短縮URLを復元し、オリジナルのURLを確認できるサービスだ。複数の短縮URLサービスによって生成された複数回のリダイレクトにも対応しており、身代わりにアクセスしてページのサムネイルを取得してくれるほか、安全性のチェックも行ってくれることが特徴だ。


「ExpandURL」トップページ。メニューや説明はすべて英語だが使い方は問題なく理解できるはずだ

 使い方は同種のサービスと同じで、トップページのフォームに短縮URLをコピー&ペーストで貼り付けて「Expand URL」をクリックするだけ。解析結果として元URLのほか、サイトタイトル、Description、キーワード、文字コードといった情報が表示できる。またサムネイルも取得してくれるので、元URLを訪れなくともサイトのイメージを把握するのに役立つ。

  • 短縮URLを貼り付けたのち「Expand URL」をクリックするだけの簡単操作

  • 元URLとサムネイルのほか、サイトタイトル、Description、キーワード、文字コードなどの情報が表示された。複数回リダイレクトされている場合はそのURLも表示される

 本サービスの特徴は、複数の短縮URLサービスを使って二重三重に生成されたURLの解析にも対応することだ。リダイレクトされた経路は一覧で表示されるので、どのような短縮URLサービスを経由しているかがひとめで分かる。同種の機能は前回紹介した「短縮URLチェッカー」をはじめ、ほかのサービスにも実装されているが、試した限りでは他サービスに比べて比較的高速に解析できるようだ。

 元URLの解析と合わせてGoogleセーフサーチによる安全性チェックも行われるので、ドメイン単位ではあるもののアクセスしてよいかどうかを判断する一定の目安にはなる。また本サービスは短縮URLの解析に加えて短縮URLの生成機能も備えており、Bit.lyやGoo.gl、TinyurlなどのURLをプルダウンで選択して出力できることから、手軽に短縮URLを生成したい場合にも重宝する。

 ネックとなるのは、Shift-JISなどの文字コードを使っているサイトについては、日本語のDescriptionやキーワードが空白となる場合があること、またクッションページのある短縮URLサービスについては元URLにリダイレクトされず、クッションページそのものが表示される場合があることだ。サムネイル表示や安全性チェックなど機能的にはバランスが取れたサービスだが、こうした特徴を踏まえると、前述の「短縮URLチェッカー」など他サービスとの併用が望ましいだろう。

  • クッションページのある短縮URLサービスについては元URLが表示されず、クッションページそのものが表示される場合がある

  • 短縮URLを生成する機能も備えており、Bit.lyやGoo.gl、TinyurlなどのURLをプルダウンで選択して出力できる

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