米連邦通信委員会(FCC)は、Charter CommunicationsによるTime Warner CableとBright House Networksの買収を正式に承認した。合わせて650億ドル規模の買収となる。
FCCは米国時間5月6日、買収を条件付きで承認することを投票により決定したと述べた。条件としては、NetflixやHuluなどの動画ストリーミングサービスが番組制作者から動画コンテンツを入手しにくくなることのないよう、Charterに制約を課す条項が含まれる可能性が高い。FCCは、今後数日のうちに条件に関する詳細を公開すると述べた。
FCCによる承認は4月以降多くの人が予想していたもので、買収をまとめるに当たって最終的ハードルの1つだった。カリフォルニア州公益事業委員会は、同州におけるTime Warner Cableのライセンスの移行を承認するための投票を5月12日に行う予定だ。その後、Charterは550億ドルでTime Warner Cableを、104億ドルでBright House Networksを買収する契約を完了すると見込まれている。
署名を経て契約が締結されると、Charterは約2400万人の契約者を獲得し、Comcastに次ぎ米国で2番目に大規模なケーブル事業者となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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