オンキヨーは12月24日、マグネシウム箔材を採用したハイレゾ対応ヘッドホン振動板とドライバの開発に成功したと発表した。2016年に商品化する。
マグネシウムは現在、高級モデルで主流になっているアルミニウムよりも比重が約40%軽く、強度、剛性が優れている素材。オンキヨーでは、アルミニウム素材の特徴を生かすため、ヘッドホンドライバの振動板形状を最適化した一体成型の独自設計を採用することで、40kHz以上の広帯域再生と雑音成分を最小限に抑えこむことに成功したとしている。
今後は、一体成型によるマグネシウム振動板を「マグネシウムモノコック振動板」と名付け、ヘッドホンドライバとヘッドホンを商品化していくとのこと。OEM製品や自社ブランド製品により2016年の採用を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境