マイクロソフト「Surface Book」レビュー(第2回)--キーボードとスタイラスの使用感 - (page 2)

Dan Ackerman (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年12月21日 07時30分

Surface Bookでコミックブックを描画

 付属のスタイラスペンはSurface Pro 4のものと同じ(相互に交換可能)で、同様に内蔵のマグネットで本体側面に固定される。

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提供:Sarah Tew/CNET

 このスタイラスペンとそれを描画アプリで使った印象については、Surface Pro 4のレビュー記事で詳しく解説しているが、簡潔に言うと、スタイラスペンは、標準搭載の描画およびスケッチ用アプリ「Fresh Paint」、ペン入力を認識して印字に変換したThe New York Timesのクロスワードパズルアプリ、そして、ペン上部の消しゴムのようなボタンを押すと自動的に起動するMicrosoftの「OneNote」など、さまざまなアプリで素晴らしい性能を発揮する。

 さらに、われわれは、漫画家でアーティストのDan Parent氏(「アーチー」コミックでの仕事で最もよく知られる)にSurface Pro 4とSurface Bookの両方をテストしてもらった。

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提供:Sarah Tew/CNET

 紙と「Photoshop」のようなプログラムの両方で作業するイラストレーターとして、Parent氏はSurface Pen、特にその消しゴムの使用感に感銘を受けた。本記事中の動画と米CNETで公開されているフォトレポートで、より詳細な同氏の反応(と実際に描画するデモ)を確認できる。

 Surface Bookの13.5インチスクリーンの解像度は3000×2000ピクセルだ。一方、12.3インチのSurface Proは2736×1824ピクセルである。サイズと解像度の違いを除けば、両機種のスクリーンは非常によく似ている。いずれも画質が素晴らしく、それは横から見たときも変わらない。解像度が高いため、白い背景上の黒い文字を読むときでさえも、個々のピクセルが見えることはない。Appleはこのような超高解像度を「Retina」と呼び、多くの自社製品で採用している。Microsoftはそれを「PixelSense」と呼んでいるが、基本的には同じコンセプトである。

 次回に続く。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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