ビジネスパーソン向けの機能として、本体の上下3カ所で音源を検知して録音するボイスレコーダを搭載。「会議モード」では発言者=音源の方向を自動で検知して集音し、また「インタビューモード」では上下2カ所で集音するなど、効率の良いレコーディングができる。
アウトカメラには「文書撮影モード」が搭載されており、プレゼンテーションなどでスクリーンに投影されたスライドを撮影した際には、スクリーンの縁を自動で認識することで、本来は台形に写ってしまうスライドを自動で四角に補正するという。
CPUには、Hisilicon製のオクタコアプロセッサKirin 935(2.2Ghz+1.5Ghz)を採用。メモリは3Gバイト、内蔵ストレージは32Gバイトを搭載し、最大128GバイトのmicroSDカードに対応する。バッテリは2700mAhを搭載し、取り外しは不可。最大下り150MbpsのLTE通信に対応し、最大8台までのテザリングにも対応する。カラーは、ミスティックシャンパン、チタニウムグレー、ローズゴールドの3色。リモコン付きヘッドセット、専用の革製フリップカバーが同梱される。
発表会でプレゼンテーションしたファーウェイ・ジャパンのデバイス・プレジデントである呉波(ゴ・ハ)氏は、ファーウェイの2015年度におけるグローバルでの端末出荷台数が1億台を突破する見込みである点、中国市場のシェアにおいて7カ月連続でAppleを上回り1位を維持している点、日本国内のSIMフリー端末シェアで1位を獲得している点などを挙げた上で、今後日本市場に対する投資を強化するとしている。
「SIMフリー端末の普及促進、携帯電話料金の軽減といった日本市場の課題を踏まえ、ラインナップの拡充やサービス品質の向上、パートナーシップの強化などによって日本のSIMフリー端末市場を拡大するパイオニアを目指す」(呉波氏)。
また発表会には、HUAWEI Mate Sを販売する楽天モバイルの事業長である大尾嘉宏人氏が登壇し、「顧客からは“もっと上級なハイエンド端末が欲しい”、“Mate Sをラインナップしてほしい”という声は多く寄せられており、顧客ニーズに応えるためにMate Sの販売を決定した。楽天モバイル専売の端末、タブレット端末と併せて、ハイエンド端末の採用で充実のラインナップになる」と期待を寄せた。なお、楽天モバイルでは台数限定ながら2016年1月15日まで端末価格を1万5000円割引して販売するという。
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