大勢の人が1カ所に集まる花火大会やロックフェスの会場では、トイレや出店に行くことも多く、仲間とはぐれやすい。今週末に渋谷へ行く用事がある筆者は、ハロウィンの大騒ぎのなか、友達の背中を見失うことなく目的地に到着できるか心配だ。
そんなとき、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の、人混みで友達と落ち合うためのデバイス「Buddy Bullet」があると安心できる。使い方が簡単なうえ、スマートフォンと連携する必要がなく、単体で機能する手軽さがメリットだ。
Buddy Bulletは、ウルトラマンに変身するハヤタ隊員が使うベータカプセルと似た円筒状のデバイス。側面にボタンがあり、先端が光るところも、ベータカプセル風。
使い方は簡単。まず1人1本ずつ持ち、あらかじめペアリングをしておく。その後、迷子になるなどして友達を見つけたくなったら、ボタンを押せばよい。
すると、周囲にいる仲間のBuddy Bulletが光り、振動を始める。押した側のBuddy Bulletも光るので、お互いに高く掲げて探せば、相手の場所を見つけられる。
GPS非対応で、詳細な位置情報にもとづく探索はできない。ただし、Buddy Bullet同士が近づくと点滅と振動の間隔が短くなるので、ある程度は探しやすいだろう。
通信可能な距離は最大75m。mini USBで充電し、48時間の使用が可能という。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月22日まで。目標金額の3万5000ユーロに対し、記事執筆時点(日本時間10月26日15時)で集まった資金はまだ814ユーロだけだ。
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