欧州の競争監視当局からの圧力が続く中、Googleは欧州に設置している2つの部門を統合するようだ。
Financial Timesによると、Googleはベルギーのブリュッセルで現地時間2月26日、北欧および中欧部門を、南欧と東欧、中東、アフリカをカバーする部門と統合すると発表したという。この発表を行ったMatt Brittin氏が、EMEAビジネスおよびオペレーション担当プレジデントとして、新設された部門を率いる。
米CNETはGoogleにコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。
この再編の背景には、欧州委員会の競争政策担当委員を務めるMargrethe Vestager氏がGoogleへの監視を強めている現状がある。同氏は、Googleの検索機能が欧州全体で競争を阻害しているかどうかを調査している。反競争的慣行に関わっていたと判断された場合、Googleは数十億ドル規模の罰金を科される可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する