イーフロンティアでは、初心者でも手軽に3Dモデルを作成できるソフトとして、Shade 3Dや、子ども向けワークショップでも活用している「Sunny 3D」とは異なる操作性の製品「Shapeeasy」を開発中だ。
丸や三角、四角を組み合わせて平面の絵を描くだけで3Dデータになるというもので、「たとえば表札を作ろうと思ったら、四角を1枚置いて、文字をドロップするだけ。1分でできるような簡単なモデリングであれば、このソフトで十分だと思う」(高村氏)。
11月中にパブリックベータ版を公開予定。今後、ユーザーの反応を見ながらサービスの方向性を決めていくという。
ものづくりのプラットフォーム「DMM.make」を運営するDMM.comと連携したクリエイター支援も行う。
Shade 3Dに搭載された、3Dデータを配布しながらも3Dプリントを制限する仕組み「ロックデータ」を活用し、作品を露出させたいクリエイターの3Dデータ配布をサポートする。手数料は取らないという。「クオリティの高い3Dデータを無料で配布すると、よくダウンロードされる傾向がある」(坂口氏)。
今後、キャラクターコンテンツの展開も予定している。坂口氏は「キャラクター版権を持っており、3Dプリントを使って活動していきたい企業にとっては合理的な仕組み」と説明した。
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