韓国通信大手「SK telecom」子会社、日本のソーシャルギフト市場に参入

井指啓吾 (編集部)2014年08月08日 06時30分

 韓国通信大手SK telecomから分社したSK planetは日本法人を通じ、ソーシャルギフトサービス「cotoco(コトコ)」で日本の同市場に参入した。2015年度の利用者数の目標として1000万人を掲げ、2016年度には市場シェアの首位獲得を狙う。

  • 「cotoco」

 “言葉を送るように、ギフトを贈ろう”をコンセプトとしたサービスで、PCやスマートフォンのウェブサイト、または専用アプリから贈りたいギフトと相手を選び、EメールやLINE、Twitterを通じてギフトチケットを贈ることができる。受け取ったギフトは、店舗やオンラインストアで実際のギフトに引き換えられる。決済はクレジットカード、キャリア決済、コンビニエンスストア決済に対応する。

 商品は現時点で、スターバックス、ツタヤオンラインショッピング、ピザーラ、ファミリーマート、マリオンクレープ、バーガーキングの計6社による計31種を取り扱っている。

 SK planetが韓国で展開しているソーシャルギフトサービス「Gifticon」は、韓国内で200社以上の企業と提携し、韓国全体で4万5000店舗をカバーしているという。


「cotoco」サービスの流れ

 同様のサービスは、日本国内では「giftee」などが先行している。4月にはバリューコマースが韓国の移動通信グループKT Corporationの子会社で、大手ソーシャルギフトサービス「giftishow」を運営するkt mhowsと業務提携に向けた基本合意書を締結し、日本でソーシャルギフトサービスを共同展開すると発表していた。

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