韓国の電機大手サムスンは現地時間4月29日、ハイエンドスマートフォンの需要減退により、2四半期連続で減益になったと報告した。
サムスンは、第1四半期(3月31日締め)の営業利益が前年同期比で3.3%減の8兆4900億ウォン(約82億ドル)だったと報告した。今回の決算結果は、サムスンが4月に入って示していた見通しをわずかに上回ったほか、アナリストらによる営業利益の予想平均8兆4000億ウォンも上回った。
売上高は、前年同期比3%増の53兆6800億ウォン(約5兆3330億円)だった。
通常、サムスン全体の売上高の3分の2を占めるモバイル部門は、第1四半期の営業利益が6兆4300億ウォン(約62億ドル)となり、前年同期の6兆5100億ウォンをわずかに下回ったが、前期の5兆4700億ウォンからは17%増加した。
サムスンは、2014年4月に発売した主力端末「GALAXY S5」の好調な販売が期待されることから、第2四半期には利益が改善する見通しだと述べた。GALAXY S5の売上高は、今回の第1四半期決算には含まれていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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