プロセッサの性能はほかのモデルに大きく劣る。A5が登場したのは2年以上前のことで、2012年にiPad miniに搭載された時点で、既に古くなっていた。ほかのiPadに搭載された「A6X」や「A7」の方がはるかに高性能なプロセッサだ。プロセッサの性能で言えば、初代iPad miniは「iPhone 4s」と同等である。古くなれば良くなるというものではない。
こういう人にお勧め:一番安いiPadが欲しい人や、余計な機能を省いた基本的な電子書籍リーダー風のiPadが欲しい人。
買うべきでない人:上記の条件に当てはまらないすべての人。
2012年後半に発売されたiPadが、iPad 2と入れ替わりに「Apple Store」に戻ってきた。iPad miniと同じくストレージオプションは16Gバイトモデルだけだ。LTEモデルは529ドルで購入できる。
iPad Airと同じRetina displayを搭載。iPad Airより100ドル安い価格で、同じ品質のディスプレイが手に入る。2048×1536の解像度も、画質も、264ppiのピクセル密度もすべて同じだ。
最も重いiPad。重量は1.44ポンド(約652g)で、どっしりとしている。それでもカバンの中にうまく収まるが、iPad AirやiPad miniとの重量差は感じる。
想像以上の性能。A6XプロセッサはA7ほどの性能ではないものの、「iPhone 5」の「A6」よりも改善されている。A6Xは性能が過小評価されているが、素晴らしいオールラウンドプロセッサであり、ゲームや動画にも適している。
旧モデル向けのケースを使用できる。iPad 2や、Retina搭載の第3世代と第4世代のiPad向けキーボードアクセサリ、ケース、そのほかの多くのアクセサリは、相互互換性を備えていることが多い(ただし、30ピンケーブルを使用するモデルと、現行のLightningコネクタを使用するモデルの間に互換性はない)。埃を被っている古いケースがあるのなら、それを役立てることができるかもしれない。
iPad Airと同等のカメラ品質。iPadのカメラの品質をひどく気にしている人も安心してほしい。第4世代iPadの前面カメラと背面カメラは、iPad AirやiPad mini with Retina displayのものとほとんど同じだ。唯一欠けているのは、Appleの「Camera」アプリで動画撮影時に利用できる内蔵3倍デジタルズーム機能だ。
こういう人にお勧め:素晴らしい画質のスクリーンが欲しいが、お金も節約したい人。
買うべきでない人:軽いタブレットが欲しい人。
16Gバイトの第4世代iPadと同じ価格で、2013年秋に発売の新モデルiPad mini with Retina displayを購入できる。最も安いのは399ドルの16Gバイトモデルだが、32Gバイト、64Gバイト、128Gバイトのモデルも用意されている。それぞれのモデルの価格に129ドルを上乗せすると、LTEモデルにアップグレードできる。
プロセッサの性能向上。iPad mini with Retina displayのA7は、iPad AirのA7に比べると若干低速だが、「iPhone 5s」に搭載されているのと同じものだ。グラフィックス性能と全体的な処理速度が向上しており、大幅な改善を実感できるときもある。
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